(2014年10月7日(火)13:30〜16:00)
ジェルをエアブラシとマスキングを使用して吹き付ける、最新のネイルアートをご覧いただきます。
今回のJNAスーパーライブには、JNA常任本部認定講師の内藤典子さんが出演。ネイル業界におけるエアブラシアートの隆盛を支えてきたともいえる内藤さん、その技術を惜しみなく披露してくれました。
前後半の2部に分けて行われた今回のJNAスーパーライブ。 前半は、小さなマスキングパーツを使って、お客様の要望も多いというバラのアートを施しました。 以前はアクリル絵の具と大きなコンプレッサーで行っていたというエアブラシでの施術も、液状のジェルと携帯できるほど小型のコンプレッサーの登場で、近年飛躍的に行いやすくなったといいます。 特に、「ジェルは硬化させない限り固まらないので目詰まりが少ない点」「吹き付け過ぎてもリセットが効く点」など、エアブラシにジェルを使用する利点が多いとのこと。ただジェル特有の「落ちにくい汚れ」や「におい」に気を付けているという内藤さん。デモンストレーションの最中も、サロンで行うのと同様、マスクをし、施術する指には不織布をあてがい、余分なジェルを吸い取らせるというお客様への気遣いも教えてくださいました。
後半は、筆を使ったイラストとエアブラシ、それぞれの特性を織り交ぜたアートを展開。 前半同様、バラをモチーフにしたアートを施しましたが、ドローイング用の粘度の高いホワイトのジェルと、エアブラシでの繊細なクリアピンクを折り重ねたアートは、さらに立体感が加わった美しいネイルに。陰影をつける繊細な筆でのイラストと、グラデーションを得意とするエアブラシ、それぞれの利点を活かしたアートを完成させていました。 後半の仕上げには、マスキングでリボンを追加。白、ゴールド、黒と、エアブラシならではの絶妙な色の重ね具合で、今にも飛び出しそうな立体感のある作品に仕上がりました。
日々腕を磨く、プロならではの技を披露してくれた内藤さん。受講生のみなさんも、間近で見たアートの繊細さに驚きの声をあげていました。
次回は、昨年の東京ネイルエキスポで世界チャンピオンに輝いた井筒貴子さん(JNA常任本部認定講師・ME)が登場!エキスポ直前、究極のフレンチスカルプチュアのコツを教えていただきます。お楽しみに!