（2014年12月9日（火）13：30〜16：30）
フレンチケア＆フレンチスカルプチュア 東京ネイルエキスポ2014プロフェッショナル部門グランドチャンピオンに輝いた太田直美さんの出演が決定！栄冠を手にしたフレンチケアとフレンチスカルプチュアの奥義を惜しみなく披露します。
今回は、11月16日・17日に開催された東京ネイルエキスポ2014で「全日本ネイリスト選手権 プロフェッショナル部門総合グランドチャンピオン」の栄光に輝いた太田直美さん（JNA常任本部認定講師・ME）が出演。つい3週間前に日本一になったばかりの技術で、コンテストスタイルのフレンチスカルプチュア・ネイルケア、双方のワザを披露してくれました。11年越しに、グランドチャンピオン獲得の夢を叶えたばかりの太田さんの熱いライブとなりました。
前半、まず解説をしてくれたのは、ケアについて 今回は、3年前からケアモデルをしているという本番モデルさんの手を借りて実演。月に1，2回程度コンスタントに練習しているという彼女の爪は、以前は小指が少し曲がっていたのでそうです。しかし、1年ほど前から、ハードスキンの処理やリペアの方法を見直し、少しずつ修正を促す方法に切り替えたことで、今回のコンテストではリペアの要らないほどまっすぐに爪が伸び、他の指に貴重なリペアを回すことができたといいます。 また、その他の事前の仕込みについても詳しく話され、競技が始まる前からコンテストに向けて動いている太田さんのコンテストへの熱量の高さを感じました。
後半実演されたのは、フレンチスカルプチュア。こちらでもモデル選びの大切さを伝えてくれました。 太田さんが特に好きだというフレンチスカルプチュアでは、10年間同じ方がモデルをされているそうで、その爪の育成も折り紙つき。中指のネイルベットは、1.6~7㎜から2㎝まで伸びたという事です。
温度や湿度の変化には気を配っていると語る太田さん。パウダーも、ホワイトだけで3種類、その他のパウダーやリキッドなどもコンテストの際には常に数種類ずつ持ち込み、その会場の座った場所の温度などで最適な材料を組み合わせるということです。 120分をフルに戦いきるため、いかに効率よく行うかを実践する一方、ピンチには時間をかけるなど、約10年コンペで戦う中で、ご自身の中で最適な時間配分を見つけられているようでした。
最後に、受講生のみなさんに向けてメッセージを語ってくれました。 「約10年コンペティションに出続けて、諦めないで良かったと、今は思っています。回数を重ねる中で、長時間集中する練習スタイルから、少しでも毎日必ず触るという練習方法に変えるなど、日々やり方を変えてきました。今その結果が出たと思っています。みなさんも諦めないで頑張ってください。」 苦節11年、念願のグランドチャンピオンを獲得した太田さんの言葉に、受講したみなさんはとても感銘を受けているようでした。 飽くなき探求心を持った太田さんのネイルへの、またコンペティションへの熱が伝わる熱いライブとなりました。
次回は、2月10日（火）長谷真弓さんが出演予定です。来年もお楽しみに。
