(2015年6月11日(木)13:30〜16:30)
ジェルのオフからネイルケア(ウォターケア)~ジェルの塗布までの工程をサロンワークの流れでご紹介。ネイルケアを見直したい方に向けてサロンで実践できるポイントがいっぱいです。ウォターケアを取り入れたからこそ映える、ナチュラルで大人のデザインも披露します!
今回のJNAスーパーライブは、国松美恵さん(本部認定講師・ME)が登場。約10年のコンテスト出場を経て、2013年全日本ネイリスト選手権のグランドチャンピオンに輝いた国松さんが、常に大切にしている「ネイルケア」を主軸に、「ジェル施術に取り入れるネイルケア」を魅せてくれました。
今回国松さんがメインテーマとした、ネイルケア。ジェルやスカルプの前には控え目になりがちなウォーターケアの重要性を説いてくれました。 「ケアはネイルをする上で基本的なこと」と国松さん。彼女の施術ではサロンワークならではの気遣い・工夫がたくさんつまっています。たとえば、冬場のジェルオフの時間短縮のために冷えた手を温める温かいカップを用意する、水分をしっかり飛ばす時間を確保するためにファイリングをウォーターケアのあとにもってくる等、一つ一つは細やかですが、お客様を思いやった工夫が満載でした。 また、いくらジェルが剥がれていなくても、爪のためには2週間サイクルでサロンでケアをしてほしいという思いから、ケアとクリアジェル塗布のメニュー等、別メニューを用意することを勧められていました。
そしてケア終了後は、ジェルの施術を披露。 右手にはフレンチを、左手にはななめの曲線を活かしたフレンチやバラのように繊細な模様のジェルアートを施しました。大人の女性にも人気のナチュラルなアートは、きちんとケアを施した健康的な爪だからこそ映えるデザインでした。 アートをする際の工夫ポイントはもちろん、国松さんは終了後のケアにも言及。 国松さんがサロンでの施術をする際は、最後に角質を取るジェルを塗布、手になじませたあとに流水で流してハンドクリームを塗るんだそう。爪へのケアはもちろん、お客様の手全体を気遣うケアを行うことで、お客様の喜ぶ顔が増え、リピーターが増えるという事でした。
コンテストに向けた努力をし続け、研究を重ねてきた国松さんならではの着眼点で、お客様の細かな変化に気を配った充実の内容でした。 次回のスーパーライブは、羽田由紀さんが登場!「今さら聞けない?だけどとっても大事な基礎をもう一度」と題して、サロンワークスタイルのアクリルスカルプチュアのプレパレーション、フォームの選び方、カット等、基礎の基礎を一つ一つ解説してくれます。次回も是非ご参加ください!