(2015年7月10日(金)13:30〜16:30)
だけどとっても大事な基礎をもう一度サロンワークスタイルのアクリルスカルプチュアのプレパレーション、フォームの選び方、カット等、基礎の基礎を一つ一つ確認しましょう。
今回のJNAスーパーライブには、羽田由紀さん(常任本部認定講師・ME)が登場。アジアネイルフェスティバル2006全日本ネイリスト選手権のグランドチャンピオンに輝いた手腕を活かし、各種セミナーでも、サロンでも活躍している羽田さん。「今さら聞けない?だけどとっても大事な基礎をもう一度」と題し、サロンワークで活かせる技術を披露してくれました。
今回は、サロン同様、その場で出会った方のどんな爪にも対応できるようにと、受講生の中からモデルを選ぶところからスタート。爪の状態、その人の爪の癖等を見極めるのもネイリストにとって大切な要素だといいます。 まずは、綺麗にキューティクルのラインを出したいので、きっちりメタルプッシャーで押し上げます。ただ、お客様の中にはメタルプッシャーに苦手意識を思っている方もいるため、そういった方等のために、マシンで施術することがあるそうです。そのため今回はメタルプッシャーとマシンでのプリパレーションの両方を行ってくれました。
丁寧なプリパレーションの後は、実際にミクスチュアをのせていきます。 普段のサロンワークでジェル施術過多になり、ネイリストでもアクリル施術の際悪癖がついてしまっていることも。ミクスチャを押し付けすぎて平板な爪になってしまったり、ファイルで削りすぎてしまって折角作ったフォルムが崩れてしまったり、と羽田さんがセミナーを行う際も勿体のない施術を見かけることがあるそうです。ジェルとアクリルの性質の違いを把握し、スクール生や受験生になった気分で、基礎を思い出しながら施術をするように、とお伝えしているようです。
そして綺麗なアクリルを付けた後は、オリジナルのボールパーツの制作を披露。 グル―粘度を土台に、Vカットストーンを中心に球状に配置。途中土台をチップの上にうつして制作することで、お客様のネイルにつける際にも安定しやすいパーツになるそうです。
こうしたオリジナルのパーツを作り置きサロンのオリジナリティを高めたり、お客様の爪を見極め、その方に適した施術方法を提案する力を身につけることで、リピーターを増やせる、とサロンを開くうえでの秘訣まで披露してくれた羽田さん。 確かな技術を基に、それを活かすコツは、受講したネイリストたちの力になったようでした。
次回は7月13日に決定する、アジアネイルフェスティバルin大阪2015のグランドチャンピオンが登場予定!表彰台にのぼったばかりの輝かしい手腕を目の前で見られるチャンスです。次回もお楽しみに。