(2015年10月15日(木)13:30〜16:30)
「今からできる!フレンチスカルプ、コンテストまでの練習法」本番に向けての練習方法をチャンピオンが徹底的にアドバイス。どんな質問にもお答えします!
第40弾となる今回は、岩井智栄さん(JNA本部認定講師・ME)が登場。ジュニア時代からグランドチャンピオンに輝き、昨年・今年のアジアカップ連覇と、常に表彰台の上位に立ち続けている岩井さん。今回は、「ネイルエキスポまで一ヶ月!『今からできる!フレンチスカルプ、コンテストまでの練習法』」として、現役のチャンピオンのコンペスタイルのフレンチスカルプの技術・理論を惜しげもなく披露してくれました。
まずは、理論の説明。 この日のモデルさんの指を事前に撮影した写真を出し、フレンチスカルプチュアにとって美しいスカルプチュアの角度・長さを解説してくれました。モデルが決まったらまずこの写真撮影とネイルベッドの計測を行い、写真に書き込みを加えながら、どの指に○㎜のホワイトをつけ、それぞれどの程度の高さにするかを決めるという岩井さん。この設計図ともいえる図を事前に作成しておくことで、90分という限られた時間の世界選手権・アジアカップで素早く理想的なネイルを作ることができているようです。
そして、その理論をもとに、ホワイトをのせる過程を披露。 先ほどの絵に沿ったフォームのかけ方になっているか、慎重に確認をしながらの作業です。 それぞれの指の癖に合わせて角度や厚みを変えていきますが、注意するのは、先端の厚さ。イエローラインでそれぞれの厚さに整えていますが、先端まで厚く作ってしまうと、後々のCカーブの角度・仕上がりに影響してしまいます。 今回のモデルさんの癖に対する対処法を解説しながら、3本の指を完成させました。
後半は、前半に施術したスカルプをオフした状態でスタート。それまでの説明を踏まえて、コンペティションの要領で、4本の指に施術しました。受講生のみなさんは、その素早い手さばきを見逃さまいと目を凝らしていました。 最後に、10年以上コンペティションに出続けている岩井さんから、受講生のみなさんへメッセージが。「結果以上にたくさんのものを得られたので、これからも出続けたいですし、やったことのない方は是非チャレンジしてほしいと思います。」ナビゲーターの仲宗根さんからも、それまでの積み重ねが岩井さんの仕事の幅を広げていることがあげられ、受講していたネイリストのみなさんにも、コンペティションの魅力を伝えていました。
次回は、東京ネイルエキスポ直前 特別企画!井筒貴子さん、長谷真弓さん、長谷川園子さんの3名にご登場いただき、「3名の世界チャンピオンに学ぶ フレンチスカルプチュアの極意!」を披露致します。豪華なライブ、ぜひお楽しみに。