(2016年5月12日(火)13:30〜16:30)
スカルプチュアの“あるある”失敗例から徹底レクチャー!
今回は、JNA本部認定講師・MEである小山カオルさんが出演。「何事も基礎が大切!!スカルプチュアの“あるある”失敗例から徹底レクチャー!」と題し、アクリルスカルプチュアによくある失敗例を挙げ、その原因や改善策を詳しく解説してくれました。
前半は、ナチュラルスカルプチュア。フォームをしっかり固定するためのフォームカットのコツからミクスチュアの取り方をハンドを使って実践しました。 フォームカットは、爪の縦と横の幅を確認し、イエローラインに合わせてカットしますが、その時の幅が浅すぎる場合、深すぎる場合などが原因で起こるミスや装着するポジションの大切さを解説。 ホワイトミクスチュアでは、1ボールの固すぎるものや柔らかすぎるもの、パウダーを筆に取る際の間違ったミクスチュアの形をシートの上に並べ、理想的な1ボールの硬さや形と比較しながら説明してくれました。 失敗例の解説後は、実際にモデルさんの指で、ナチュラルスカルプチュアを施術し、無駄のないアプリケーションや繊細なファイリングを披露してくれました。
後半は、フレンチスカルプチュアを施術。フレンチスカルプチュアでありがちなのが、スマイルラインを中心が細いV字に作ってしまうこと。これは、ミクスチュアを筆で押し出すようにサイドに伸ばしてしまったり、柔らかすぎるミクスチュアをのせることなどが原因で起こってしまうそうです。理想のオーバル型のスマイルラインを作るには、筆運びが重要という小山さん。1ボールをのせる中心を決め、スマイルラインのミクスチュアには触れず、少し手前のミクスチュアに筆を当て形成し、サイドへのつながりを意識して、最小限の筆運びでスマイルラインを作っていきます。 モデルさんの指も、くっきりとしたスマイルラインと、厚みを感じさせない美しいフレンチスカルプチュアに仕上げられていました。
基礎をしっかりと押さえ、小さな間違いからでる失敗例とその改善策を丁寧に説明してくださった小山さん。定期的なモデルさんとの練習だけでなく、普段からハンドを使って、ミクスチュアのみ、ファイルのみなど、1つずつの工程に集中して練習されているそうです。デモの最後には、受講生の皆さんに「苦手な部分や分からない部分を何度も練習して追求することが大切。自分の苦手を明確にしていくことで、より良い作品になっていくと思います。」とメッセージをいただきました。
次回は、ネイルエキスポ 世界チャンピオンに5回輝いた井筒貴子さん(JNA常任本部認定講師・MEリーダー)が登場!「アジアネイルフェスティバル直前!! 世界チャンピオンが魅せるコンテストスカルプチュア」を披露してくれます。お楽しみに!